ぎっくり腰になったら…

整形外科でのレントゲン撮影が必要な場合があります

ぎっくり腰とは、急に発生する強い腰痛の総称です。

「ぎっくり腰」という病名があるわけではなく、その原因や病態は様々です。



単に筋肉を痛めただけであれば、安静にしていれば痛みが治まることが多いですが、骨折をしていたり、椎間板ヘルニアの場合もあります。

ぎっくり腰は初期に適切な治療を行わないと、クセになってしまうことがありますので、「何が原因で痛むのか」を突き止めるのが大事です。

腰痛の原因がわからないときは、レントゲンを撮る必要がある場合もありますので、

ぎっくり腰になったら、まずはレントゲン撮影可能な整形外科を受診して下さい。

レントゲン室

しっかりと腰痛の原因を特定し、適切な初期対処をすることが大切です。

ぎっくり腰の応急処置と対処

まずは安全な場所で横になる

ぎっくり腰は、必ずしも自宅のような安全な場所で起こるとは限りません。

外出中などに急に腰に強い痛みを感じた場合、まずは安全な場所を確保し、腰に負担がかからない姿勢で横になってください。

ギックリ腰

患部を冷やす

ぎっくり腰になって、あまりに痛くて動くことができないとしても、すぐに救急車を呼ぶことはあまりおすすめできません。

激痛とはいっても、命にかかわることはほとんどないからです。


まずは患部を冷やし、痛みがやわらぐ姿勢で安静にしましょう。

次第に痛みが軽減し、回復することも多いです。

こんな場合は病院に行きましょう

少し時間をおいて様子を見ても激痛が治まらない場合や、腰以外にも痛みがある場合、2、3日安静にしても症状が改善されない場合は、整形外科やお近くの総合病院を受診してください。

ぎっくり腰を悪化させないために

長時間のデスクワークを行うときは、適度にストレッチを入れることが大事です。

急激な温度変化や、体の冷えすぎにも注意しましょう。


なにより、痛みがある時には無理をしないことが一番です。